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平屋間取りの成功例を紹介!失敗例からも学ぶ平屋づくりのポイント

平屋間取りは、動線や収納スペースの確保が重要です。平屋建ての建築を検討している方は、どのような間取りにするか、成功例をもとに家族みんなが暮らしやすい家づくりをしましょう。

そこで本記事では、平屋間取りの成功例をはじめ、失敗例と解決策を紹介します。そのほか、20坪台と30坪台の平屋建てを建築する際のポイントもお伝えするので、土地面積が限られている方や小規模住宅を希望する方はぜひ参考にしてください。

平屋間取りの成功例

平屋住宅の建築を検討している方は、家族みんなが暮らしやすい間取りにすることがポイントです。ここでは、平屋住宅の間取りの成功例を6つ紹介するので、間取りを考える際に参考にしてください。

暮らしながらDIY 24坪3LDK平屋


ひとつ目に紹介する成功例は、家族が暮らしながらDIYする平屋住宅です。家族団らんの場所であるリビングを中心に、住まいの真ん中に子ども部屋を設けています。子ども部屋が真ん中にあることで、いつでも子どもの顔が見えるようになります。

リビングの天井には化粧梁が施されており、通常よりも高い天井により、開放感のある空間が特徴です。リビングとダイニングは、ナチュラルなグリーンの壁紙が施されています。

また、キッチンの横に水回りをまとめているので、家事の動線が楽である点が魅力です。子ども部屋からリビング・キッチンまで、こだわりの家具をそろえており、好きなものに囲まれた生活を実現しています。

SNSの写真で希望を伝え実現した27.5坪の平屋


2つ目に紹介する成功例は、SNSに掲載されていた写真で希望を伝え、4LDKと土間収納、ロフトを実現した27.5坪の平屋住宅です。広々とした玄関ホールからは、各個室にアクセスでき、家族一人ひとりのプライバシーを守る間取りとなっています。

洗面所には、洗濯機と洗濯物を畳むスペースがあるので、洗濯から片付けまでひとつのスペースで完結します。フェイスタオルやバスタオルは、洗面所の収納スペースに片付ければ、クローゼットまで運ぶ必要がなくなります。

また、キッチンカウンターは、ダイニングだけではなく、スタディスペースとして活用できます。リビングの壁紙に施されているエコカラットは、住人自らが施工しています。

ホテルライクな平屋


3つ目に紹介する成功例は、インナーデッキとタイルデッキを設けた4LDKの平屋住宅です。ブラウンやグレーなどの落ち着いた色を基調としており、大人の空間という印象が強く、ホテルライクな住宅となっています。

リビングの天井は3mと高く、開放的な空間が特徴です。折り上げ天井に間接照明を設けており、ラグジュアリーな雰囲気となっています。キッチンの向かいには、リビングを挟んで大きな窓が設けられています。

また、テレビやカーテンは、壁・天井に埋め込まれており、デッドスペースを削減できています。ホテルライクなデザインから、生活感が出にくい点が魅力です。

納得いくまで間取りを検討 家族にちょうどいい平屋


4つ目に紹介する成功例は、シューズクロークとテラスを設けた3LDKの平屋住宅です。敷地面積71坪のスペースで、4台〜5台分の駐車スペースを確保しながら、希望を叶えた平屋住宅を実現しています。

玄関には土間収納が設けられており、使わなくなった大型家具などだけではなく 、普段から使う自転車も収納できます。家のなかに収納できるので、雨の日でも自転車が濡れたりせず、外に駐車スペースを設ける必要もありません。

また、リビングは勾配天井と大きな窓があるので、日当たりがよく開放的な空間となっています。リビングの壁紙は、ブルーグレーのモダンな色合いが用いられており、シックで落ち着いた雰囲気が特徴です。

スキップフロアを中心に回遊できる平屋


5つ目に紹介する成功例は、スキップフロアとロフトを設けた3LDKの平屋住宅です。スキップフロアは、ワークスペースやスタディスペースとして活用されており、背面の壁には本や書類などの収納スペースが設けられています。

プライベートデッキは、洗濯物を干すだけではなく、バーベキューや子どもの遊び場としても活用できます。目隠しフェンスがついているので、気兼ねなくプライベートの時間を楽しめます。

また、キッチンはⅡ型となっており、移動距離が少なく作業スペースが広いので、家事の効率を少しでも上げたい場合におすすめです。洋室は、家族構成やライフスタイルに合わせて区切られるようになっています。

ホワイト×ブラック スタイリッシュでモダンな平屋


6つ目に紹介する成功例は、シューズクロークとウォークインクローゼットなどの収納スペースを設けた4LDKの平屋住宅です。ホワイトとブラックのツートンカラーの外観は、ダイナミックでモダンな雰囲気を漂わせています。

外観だけではなく、内観もモノトーンを基調とした空間となっています。モノトーンの高級感のあるインテリアとの相性がよく、間接照明や大理石長のフローリングにより、ホテルライクが雰囲気が特徴です。

また、リビングの一角にはスタディスペース、リビングの隣には和室を設けています。和室には琉球畳が用いられており、日本らしい空間でありながらも、おしゃれで大人の雰囲気が漂っています。

ワンフロアにすべてがそろう平屋の家は、生活動線がシンプルだからこそ、暮らしがぐっと楽になります。辰巳住宅株式会社では、平屋の魅力や間取りを詳しく紹介しています。公式サイトやお電話での資料請求も可能なため、ぜひあわせてご覧ください。

平屋間取りの失敗例と対策

平屋住宅の建築を考えている方は、間取りに失敗しないように、事前に失敗例と対策を確認しておくとよいでしょう。ここでは、平屋間取りの失敗例を10個、その対策を紹介します。

外観が安っぽい


暮らしやすい平屋住宅を建てようとして、内観ばかりに着目しがちになってしまいます。そのため、外観はあと回しになり、安っぽい地味な印象になるケースがあります。

しかし、家の印象を決めるのは、内観よりも外観だといえます。内観は家のなかに入らなければデザインやよさが伝わらないですが、外観は住宅街や街中を歩く方々の目につくものです。

予算が限られている場合は、内観と外観の予算のバランスを考慮することが大切です。注文住宅で平屋建てにする方は、せっかくなので外観のデザインにもこだわるとよいでしょう。

対策としては、外観にもこだわるために、外観の素材やカラー選定までトータルでサポートしてくれる建設会社を見つけることがポイントです。複数の会社を比較し、希望のデザインに近い施工実績があるか確認しましょう。

日当たりがよくない


一般的には、平屋住宅よりも2階建て以上の住宅のほうが多い傾向にあります。そのため、2階建て以上の建物に囲まれている場所に平屋住宅を建築すると、日光が遮られ日当たりが悪くなってしまう可能性があります。

日当たりが悪いと洗濯物が乾きにくかったり、昼間でも照明を使わなくてはいけなかったりします。電気代が上がる、洗濯物がなかなか乾かないなどから、生活の質が下がってしまう場合もあります。

対策としては、面積の広い敷地で平屋住宅を建てることです。平屋住宅の延べ床面積が広ければ広いほど、広めの敷地を探して、土地に余裕を持って建てることがおすすめです。

土地に余裕があれば、周りの住宅との距離も空くので、建物に日光を遮られることなく、日当たりのよい空間づくりができます。

風通しがよくない


2階建て以上の建物に囲まれると、日当たりだけではなく、風通しも悪くなってしまう可能性があります。風通しが悪いと、涼しい風が家のなかに入ってきづらくなるので、冷房の使用頻度が増え、自然と電気代も高騰します。

また、雨が止んでも風通しが悪い場合、湿気がこもりやすく、地面がジメジメした状態が続きます。木造住宅は、土台や梁などの含水率が上がるので、腐朽やシロアリ被害のリスクを高めてしまいます。

対策としては、日当たりをよくするための対策と同じく、土地に余裕を持たせることです。そのほか、水はけのよい土地を選んだり、河川や湿地の近くを避けたりすることがポイントです。

収納スペースが少ない


平屋住宅を建築する場合、2階建て以上の住宅よりも、収納スペースが少なくなってしまう傾向にあります。とくに、敷地面積が限られていると、生活に必要最低限のスペースの確保にとらわれるあまり、収納スペースを十分に確保できない場合があります。

対策としては、収納スペースを1か所にまとめることがポイントです。各部屋に小さな収納スペースを設けるよりも、1か所に収納スペースを設けることで、広い収納スペースを確保できます。

また、日常的には使用する頻度が少ない季節ものは、屋根裏収納やロフトなどを活用することがおすすめです。キッチンに関連するものを収納する場合は、床下収納庫を設けることも検討するとよいでしょう。

動線が長くて効率が悪い


平屋住宅は、各部屋を廊下でつなげるケースが多いです。そのため、家事で複数の部屋を行き来する際、動線が長くなって効率が悪くなってしまう場合があります。効率の悪さから、家事にかける時間が長くなってしまいます。

対策としては、廊下を設けずに、各部屋を直接つなげる間取りにすることがポイントです。リビング・ダイニングキッチンを中心に各部屋にアクセスできる間取りにしたり、トイレ・洗面所・浴室の水回りを1か所にまとめたりするとよいでしょう。

洗濯物が干しにくい


平屋住宅は、2階建てのようにベランダやテラスを設ける間取りが少ないです。そのため、洗濯物を干すスペースがない場合もあり、日当たりによっては洗濯物が乾きづらいです。

対策としては、洗濯物を干すためのラックが置けるウッドデッキを設けるとよいでしょう。物干しラックを片付ければ、アウトドアを楽しむ場所として、ウッドデッキを活用することができます。

また、ウッドデッキなら地面よりも高い位置で洗濯物を干せるので、地面に洗濯物がついたり、土埃がついたりしにくいです。雨の日に備えて、寝室や洗面所に室内干しユニットを設けることもおすすめです。

乾燥機や除湿器をうまく使うと小スペースで洗濯物を乾かすことが可能です。

家族間のプライバシーが守られない


平屋住宅の場合、家族全員が1階部分で生活しなくてはいけないので、プライバシーを十分に守ることができないケースがあります。そのため、話し声や足音などの生活音が影響してしまう場合があります。

家族間のプライバシーが守れる間取りにすることで、お互いストレスフリーで過ごせるでしょう。また、リビングやダイニングキッチンの家族で過ごすスペースと、家族一人ひとりの部屋、トイレが隣り合わせになっていると、生活音の問題が生じやすいです。

対策としては、家族のスペースと個人のスペースを切り分けることが大切です。たとえば、中庭を設けることで、開放的なアウトドア空間を実現しながらも、各部屋同士で物理的な距離を取れます。

そのほか、住宅自体を防音仕様にしたり、家族スペース側にクローゼットを設けたりするとよいでしょう。中庭をつくるスペースがなくても、生活音を緩衝するための工夫を施すことがポイントです。

外からの視線が気になる


平屋住宅は、2階建て以上の住宅とは異なり、道路を行き交う方々の視線が気になりやすいです。日当たりをよくしようと大きな窓を設けても、外からの視線が気になって、快適に生活できなくなってしまうおそれがあります。

対策としては、窓を設置する高さを考慮したり、道路側の窓を少なくしたりすることがポイントです。高窓や天窓を設けると、家のなかに日光を取り入れながらも、外の視線を気にせずに生活できます。

防犯面が気になる


一戸建て住宅は、マンションやアパートのように住人が特別多いわけではないので、外出時を狙った犯罪が起こるおそれがあります。とくに、平屋住宅の場合は、1階部分にすべての窓を設置するので、各部屋で防犯対策を行うことも大切です。
対策は、人が通れるサイズの窓にシャッターや防 犯ガラスを用いることがおすすめです。窓ガラスを割って家のなかに侵入するケースが多いので、大きな窓の近くに隠れられるような場所をつくらないことも大切です。

建築費用や税金が高い


平屋住宅の場合、同じ延べ床面積の2階建て以上の建物よりも、建築費用が高くなる傾向にあります。具体的には、屋根や基礎の面積が広くなるからです。

広い間取りにすると、その分土地面積が広くなります。土地面積が広ければ広いほど、固定資産税額が高くなるので、2階建て以上の住宅よりも税金が高くなる可能性があります。

間取りを考える際のポイント

平屋住宅を建てようと間取りを考えている方は、延べ床面積からポイントを把握しておくことが大切です。ここでは、平屋住宅の間取りを考えるときのポイントを20坪台と30坪台に分けて紹介します。

20坪台


20坪台の限られたスペースを最大限活用するためには、できるだけ廊下のスペースを減らすことが大切です。廊下を減らすことで、短く効率のよい動線がつくれます。

開放感を出すために、天井を高くするとよいでしょう。化粧梁を施したり勾配天井にしたりすることで、視界が広がるので開放感がアップします。

延べ床面面積を増やしたい場合は、ステップスペースやロフト、屋根裏部屋などを設けるとよいでしょう。居住スペースだけではなく、収納スペースも増やせるので、利便性もアップします。

また、ウッドデッキや中庭などの、アウトドアスペースを設けることもおすすめです。ただアウトドアを楽しむだけではなく、洗濯物を干すスペースとしても活用できます。

30坪台


30坪台の延べ床面積の平屋住宅を建てる場合、無駄を省いた間取りにすることがポイントです。リビングやダイニングキッチンを中心に、ほかの部屋に移動できる間取りにすると、廊下の面積を減らせて、動線も短く抑えられます。

平屋住宅に関わらず、デッドスペースが生じてしまうものです。デッドスペースを活用して、収納スペースにするケースがほとんどです。ただし、大型家電などを収納する場所と、小さいものを収納する場所のバランスを考慮する必要があります。

また、開放感溢れる空間をつくるために、ソファや対面キッチンの先に窓を設けることがおすすめです。視線が外に抜けるので開放感がアップし、同じ延べ床面積の平屋住宅と比べても、生活の満足度も上がります。

快適に暮らすためには、断熱性にこだわることがポイントです。広い部屋や天井勾配を設けた部屋は、冷暖房効率が下がってしまいますが、高気密高断熱の住宅にすることで年中快適に暮らせます。

辰巳住宅株式会社では、施工実例を公式サイトで提供しています。子育てや家事動線にこだわった家など、設計士とインテリアコーディネーターが手掛ける住まいを紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

平屋住宅の間取りを考える際、廊下の面積を減らしたり、ステップスペースやロフトなどを設けたりして、居住スペースを増やすことがポイントです。居住スペースを確保しながらも、生活動線を短く抑える点にも着目しましょう。

家族のプライバシーへの配慮も大切です。足音やトイレなどの生活音を遮断するために、各スペースの配置を工夫しましょう。土地が限られている場合は、壁や天井を防音仕様にすると、廊下や中庭などを設ける手間が省けます。

辰巳住宅株式会社は、福岡県北九州市を拠点にさまざまな家づくりを提供している建築会社です。平屋住宅の建築に力を入れているので、検討している方は公式サイトから資料請求をしてみてください。

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