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書斎とは?配置パターンやおしゃれにするポイントなどを解説

これから家づくりを始める方のなかには、自分だけのワークスペースや趣味の部屋として書斎を作りたい方も多いのではないでしょうか。せっかく書斎を作るなら、自分好みのおしゃれな空間に仕上げたいものです。

本記事では、書斎の概要や配置パターンをご紹介します。さらに、おしゃれな書斎にするために踏まえておきたいポイントとメリットやデメリットについてもまとめました。

書斎とは

書斎とは、もともと読書や執筆作業を行うために設けられた専用の空間でした。しかし近年は、働き方やライフスタイル多様化に伴い、書斎の用途が広がっています。

たとえば、仕事や勉強で集中したいときはワークスペースとして活躍します。また、プライベートな空間として、趣味を楽しむスペースやリラックスするためのスペースとしての活用も可能です。

自分や家族のニーズに合わせて自由に利用できるのが現代の書斎です。

書斎の配置パターン4選

書斎の配置には、生活スタイルや住まいの間取りに応じてさまざまパターンがあります。以下では、4つの配置パターンの特徴やポイントについて紹介します。

個室として設ける


個室型の書斎は、仕事や趣味に集中したい方にとって理想的な空間です。家族の生活音や視線から離れ、静かな環境で作業に没頭できます。

とくに新築住宅の場合は、設計の段階から書斎スペースを取り入れることができるため、間取りに余裕があれば2〜3畳程度を確保するのがおすすめです。コンパクトでも十分に機能的な空間として活用できます。

また、デザインにこだわりたい場合は、全体のインテリアと調和するように、家具や照明、壁材のテイストを統一すると、自分だけの上質なプライベートルームに仕上がります。

リビングやダイニングに設ける


リビングやダイニングの一角に書斎スペースを組み込むことで、家族とのつながりを保ちながら作業に取り組める環境を整えられます。たとえば、壁付けのカウンターデスクや造作棚を取り入れることで、すっきりとした書斎スペースをつくることが可能です。

空間をさりげなく区切るために、パーテーションや家具の配置を工夫すると、視線や生活動線にも配慮された機能的な空間になります。

とくに小さな子どもがいる家庭や、家事と仕事を両立したい方にとって、リビングやダイニングに書斎を設けるスタイルは、日常の流れを妨げずに集中できる環境として人気です。

寝室に設ける


寝室に書斎スペースを設けると、起床直後や就寝前に作業ができる場所を確保できます。ただし、家族が就寝中に作業を行う場合は、明かりや音に配慮することが大切です。

そのため、寝室に設ける場合には、ベッドとデスクの距離を確保したり、書斎との間にパーテーションを設けたりなどの工夫が求められます。なお、寝室のインテリアとそろえると、寝室の雰囲気を壊すことなく落ち着いた空間に統一できます。

スペースに限りがある場合は、コンパクトなデスクや収納を選び、必要最低限のアイテムでシンプルにまとめることがポイントです。

フリースペースに設ける


階段下や廊下の突き当たりなどのちょっとしたフリースペースを活用して、書斎を設ける設計も注目されています。限られた延床面積のなかでも、無駄なく空間を活用したい方に適したスタイルです。

あらかじめカウンターや可動棚を造作しておくことで、コンパクトながらも使い勝手の良いワークスペースが実現します。階段下や廊下の端は生活動線から少し外れるため、静かな環境をつくりやすい点も魅力です。

来客の目につきやすい位置に設ける場合には、生活感を抑えたデザインや収納設計を取り入れ、空間全体の印象を損なわないよう配慮するとよいでしょう。

書斎の施工事例

ここでは、辰巳住宅が手掛けた書斎の施工事例についてご紹介します。魅力あふれる書斎づくりの参考にしてください。

1つめは、リビングとファミリークロークの間に設けられたオープンタイプの書斎の事例です。家事や育児の合間に使いやすく、家族の気配を適度に感じつつ集中できる空間を実現しています。

また、横長の窓を通してたっぷりと差し込む日光が作業スペースを均一に明るく照らし、快適な作業環境をもたらしています。子どもの宿題スペースとしても活用できる実用的な書斎です。


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2つめは、モノトーンカラーのクロスがクールな個室の書斎です。壁や床をはじめ、チェアやデスク、照明などの備品までシックに統一されています。腰窓から注ぐ日差しが書斎を明るく照らし、作業空間として居心地のよい空間を作り出しています。

どちらも限られた空間を活かして、暮らしにフィットするよう工夫された書斎です。


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おしゃれな書斎を作るポイント

書斎は、シンプルに机と椅子を置くだけでも作れます。しかし、居心地のよさを求める場合は、ひと工夫が必要です。

ここからは、おしゃれかつ実用的な書斎を作るためのレイアウトや、家具選びのポイントをご紹介します。

ライフスタイルの変化を考慮する


おしゃれな書斎を作る際は、今の生活だけでなく、将来のライフスタイルの変化も視野に入れておくことが大切です。たとえば、将来的に子どもの個室が必要になるときに備え、個室タイプの書斎、もしくはデッドスペースを活用するなど、あらゆるパターンを検討しましょう。

とくに家具を固定せず、可動式のものを選べば、将来的な間取り変更にも対応しやすくなります。また、まずは手軽に始められる、ミニ書斎で様子を見るのもひとつの手です。家族のライフスタイルの変化に寄り添い、長く使える快適な書斎を目指しましょう。

好きな家具や雑貨を置く


書斎は作業のための空間であると同時に、自分らしさを表現できる特別な場所でもあります。長く使うからこそ、見た目も使い心地も大切にしたいところです。

たとえば、お気に入りの雑貨や照明、観葉植物を取り入れて、自分にとって心地よい空間を作りましょう。愛着が持てる家具や雑貨に囲まれた書斎は、居心地がアップし、仕事や趣味へのモチベーションを高めてくれます。

なお、チェアやデスクを選ぶ際は、デザイン性だけでなく、体への負担を考えた機能性も重視することが大切です。

収納家具を設置する


快適な作業空間を保つためには、収納家具の設置も欠かせません。書斎は書類や本、文房具などが増えやすく、整理整頓を意識しないとすぐに散らかります。本棚や書類棚などをうまく取り入れ、すっきりとした空間をキープしましょう。

見せる収納と隠す収納を使い分けると、デザイン性と機能性を両立できます。とくに壁面本棚は、収納力が高いうえにインテリアとしても楽しめるのが魅力です。省スペース派の方には、デスクと一体型の収納家具がおすすめです。

書斎を設けるメリット

自宅に書斎を設けるだけで、暮らしの質がぐっと向上します。趣味に没頭したり、収納スペースとして活用したりと用途の幅が広く、ライフスタイルに合わせて自由に使えるのが魅力です。ここでは、書斎を設けるメリットについて見ていきましょう。

作業に集中できる


在宅勤務をしている方にとっては、自宅でも集中できる環境づくりが重要です。リビングやダイニングなどで作業を行う場合、生活音や周囲の視線が気になって集中が妨げられることも少なくありません。書斎などで空間を明確に分けることで、気持ちを切り替えやすくなり、効率的に仕事へ取り組めます。

とくに個室タイプの書斎であれば、静かな環境を確保できるため、生産性の向上にもつながります。一方で、完全な個室の確保が難しい場合は、観葉植物で目隠しをしたり、折りたたみ式のパネルを設置したりするなど、仕切りや家具の配置を工夫することがポイントです。

大人な空間を演出できる


書斎は、仕事の場としてだけでなく、大人のためのくつろぎ空間としても注目されています。従来は仕事・作業部屋という印象が強かった書斎も、近年は趣味やくつろぎのためのプライベートルームとして人気が高まっています。

個室でなくても、リビングや寝室の一角にワークスペースとして書斎を設ければ、落ち着ける空間を十分に確保できます。好みのインテリアを取り入れることで、自分だけの快適なスペースに仕上がるでしょう。

書斎を設けるデメリット

自宅に書斎を設けると、集中できる空間や自分だけの時間を確保できるなど多くのメリットがあります。その一方でデメリットにも注意しなければなりません。

たとえば、使用頻度が少ない場合や居心地が悪い場合は、物置部屋になるケースがあります。また、居心地がよすぎると個室にこもることが増え、家族とのコミュニケーションが減る可能性もあります。

以下では、書斎を設けるデメリットについて詳しくまとめました。

使用頻度が低いと物置部屋になりやすい


書斎を設けても使用頻度が低いと、物置化するリスクがあります。たとえば、仕事のために使う予定だったものの、照明計画や動線設計が不十分で、使われなくなるケースも珍しくありません。

また、座りにくいチェアや耐久性の低いデスクなど使いにくいインテリアを選ぶと、居心地が悪くなり、利用頻度が下がることもあります。

書斎を無駄なスペースにしないためには、明確な用途を持ち、日常にうまく取り入れられるレイアウトや配置を考えることが大切です。

家族とのコミュニケーションが減る


書斎は、家族の話声や生活音を遮断でき、集中するための空間として理想的な住宅設備です。しかし、居心地のよさが裏目となり、書斎にこもりすぎると、家族との会話や交流が減る可能性もあります。

これらを防ぐには、家族の動線上にワークスペースを設けたり、あらかじめ使う時間帯を決めたりして、過ごし方にメリハリをつけることが大切です。オープンタイプの書斎を採用するのもおすすめです。

書斎を活用する際は、家族とのコミュニケーションやかかわりとのバランスを取るように心がけましょう。

まとめ

在宅ワークをしている方や趣味に没頭したい方にとって、書斎は魅力的な住宅設備です。書斎を設けたい場合は、配置と設置家具を工夫することで、より使いやすく居心地のよい空間に仕上がります。とくに自分の好きなインテリアや雑貨を置くことで、特別な空間になること間違いありません。

辰巳住宅は、住む人の希望に寄り添った家づくりを大切にしています。とくにデザインの提案力に強みを持ち、毎日のライフスタイルに合わせた個性的な書斎の提案が可能です。

あなたの理想の家づくりを辰巳住宅で叶えませんか?まずは、お気軽にご相談ください。

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